ガールズブルー

好きなものをきままに考察してます。

風邪をひいたら山田裕貴さん演じる安藤忠臣に全てもっていかれた話

タイトル長。すみません。

タイトルの話に行く前に、しばし前置きが長くなりますが、どうかお付き合いください。

ある連休前の平日、私は高熱とエンドレスに流れ続ける鼻水にやられて、会社を休んでいました。夏バテというやつでしょうか、年休消化も碌にできていなかったので、この日死ぬほど寝続けました。10時間は優に超えていたと思われます。でも寝続けているのも遂にはしんどくなって(というか軽く脱水症状になりかけた)、何か映画でも観るか…と登録済みしているdTVを開きました。そこで最近配信開始になった映画一覧を見ていると、私好みの“闇金”という文字。おしゃれな海外ドラマも、胸キュン必須と謳っている韓国ラブコメ物も、私は苦手なのです。

 

さっそく、開いてあらすじ確認。「若くしてヤクザの組長となった男が足を洗って闇金業者に…」これは極端に面白いか面白くないかが分かれるパターンの奴だ…。うーん。と正直あまり期待せずに見始めました。

 

 

そして90分後。放心状態とはまさにこのこと。

ナニコレ!めっちゃ面白いやん!!!

それが「闇金ドッグス」との出会いでした。

 

dTVにはシリーズ3まで配信されてあったので、そのままぶっ続けで観ました。ありがたいことに世間は三連休。38度近い熱も吹き飛ばす勢いで夢中になりました。

闇金ドッグス1は後味の悪さもあったけれど、2と3は成長した忠臣さんといつのまにかバディ組んでる須藤司の絶妙な掛け合い、そして終盤のスカッとジャ〇ン的な終わり方で、重い気持ちを引きずることもなく、視聴できました。

 

ふう。と一息ついて私がしたこと。そう。

闇金ドッグス」「安藤忠臣」をひたすら検索。検索。検索。

ハマったら一直線な私。あらゆる映画の感想を読み、観ていなかった予告動画、あらすじ、演者のインタビューまですべて読み込みました。(おかげで熱は下がらずじまい←)

 

そして知ってしまいます。闇金ドッグスの安藤忠臣にいたるまでの物語があることを。

そう、それがガチバンシリーズ中の「ガチバン ULTRAMAX」「ガチバン NEWGENERATION2」なのです。

え、何この贅沢。今のあの無表情で無骨でタバコだけで生きているような忠臣さんの過去が見れんの?しかも2作品もあるの?え?安藤さん愛され過ぎじゃない?←

となり…これはもう観るしかない!と早速レンタル。

皆さんお気づきですか。闇金ドッグス視聴してから、ここまでで1日も経ってないです。最強すぎませんか安藤忠臣。

 

はい。で、観ましたよ。

「ガチバン ULTRAMAX」

18歳の安藤忠臣天使かよ!!!!

いや、天使はいいすぎか。いや、でも、あのピュアさは闇金ドッグスの安藤さん知ったうえで観たらもうそりゃ、驚愕ですよ。

学がなくて、喧嘩しかなくて、愛に飢えた18歳安藤忠臣。

兄貴とのシーンは号泣でした。ああ、これが闇金ドッグス1で言ってたのって、この事だったのか…とやっと理解し、更に泣けました。

しばらく放心。

ちょっと心落ち着かせて、ニュージェネレーションには行かず、もう一度闇金ドッグス1を観る。

この時点で完全に「安藤忠臣」という男に魅了されていました。

 

これはちょっとやばい。とようやく就寝。

 

次の日、「ガチバン NEWGENERATION2」「闇金ドッグス4」「闇金ドッグス5」をぶっ続けで視聴。(微熱と咳と鼻水を添えて)

最後の5で暗く重い気持ちにさせられながらも、安藤忠臣というキャラクターの魅力にめっきり浸かってしまったのです。

 

そして同時に、まるで本当に実在しているのではないか?とまで思わせる程の演技力を発揮された山田裕貴さんに注目。

正直、これまで存じ上げなかった役者さんでしたが、ここまで魅力溢れる演技をする役者さん…一体何者や!?と、ネット検索しまくって、素顔のチャーミングでたまに見せる奇々怪々な行動の数々(主にインスタ動画)、インタビューやブログの文面から滲み出る誠実さのギャップにもう降参状態でした。

(というか、ここで気づいたけど、演者より先に役の名前で検索させる「闇金ドッグス」の「安藤忠臣」凄すぎませんか?これが山田裕貴さんのなしえる技か…と震えた)

 

何度も言いますが、ここまでで2日しか経っていません。あな恐ろしや。

でも検索しても検索しても、足りない。情報量が足りない。

もっとこの「好き」を共有できないものか!と勢いでTwitterとブログまで作っちゃう奴。(この熱量仕事でも出したい)

 

これほどまでに三連休万歳と思ったのは久しぶりでした。

体調不良で予定も立てられず、悲しみに暮れていたあの日が嘘のように。熱中できるっていいね!きっかけなんて些細なものだと改めて思います。言い方が合っているかはわからないが、根っからのオタク体質なんだろうな。

そんなことはいいとして、まあ、この三連休をフルに活かして、山田裕貴作品をとにかく観れるだけ観ました。苦手な純愛ラブストーリーまで手を出した。自分でも驚愕だよ。

どれも本当に素敵だった。もはやひいき目もあるかもしれないが、それでも良いものは良いんだ。

 

これ以上語ると語彙力のなさが露見しそうなので、とりあえずここまでにしておきます。

作品別に感想および考察載せられるくらいの熱量はあるので、それはまた追々。

 

長々とお付き合いありがとうございました。

 

追記:おかげさまで熱は下がりました。鼻水だけは治ってくれませんでした。でもいいんです。いい三連休でした。ありがとうございました。